レトロネイション

RetroNation ~まだ見ぬRetroN 5を求めて~
ついに発売されたゲーム互換機RetroN 5の動向を追うとともに、海外のレトロゲーム文化を薄く広く取り上げるブログ
とりあえず概要が知りたいという方はこちら→開発元のHyperkin社によるRetroN 5の説明 (2013年3月)
RetroNation - a blog about all the news and informations about RetroN 5 - the groundbreaking retrogame console from Hyperkin - for Japanese audiences. Also the information about western retro titles which were not available in Japan.

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次はフィリピンのゲームサイトに掲載された、E3でのRetroN 5の展示に関する記事を取り上げてみたいと思います。

執筆者は残念ながら実機を直接操作することはできなかったようですが(それでタイトルを少し変えました)、接した感じではとりたてて問題となるようなところは見当たらなかったそうです。ここから先は元記事を要約してお伝えします。

* * *

Hyperkin社のRetroNシリーズは、昔のゲームをプレイしたいけれどもゲーム機本体まで手が回らないという向きにはありがたい存在である。

自分でもRetroN 2を所有しているが、持っているゲームの99%は何の問題もなく遊ぶことができる(動作しないのは「Castlevania III」だけだ)。

今回発表となった新型のRetroN 5は、対応機種をさらに増やしたほか、従来機にあった互換性の問題もなるべく解消することを目指しているという。さらに、HDMI端子や保存機能などの新しい要素も追加されている。

個人的には、チップセットやエミュレーションの詳細に興味があったのだが、メーカーの担当者は、そうした話になると答えてくれなかった。予想としては、起動にあまり時間がかかっていなかったところを見ると、ハードウェアはARMがベースで、OSには相当にカスタマイズされたAndroidを使っているように思えた(とはいえ、これはあくまでこちらの勝手な見立てだが)。

「レトロゲーマー」誌の最新号に掲載されたインタビューでは、Hyperkin社の社員が「チップセットを一新した」と発言しているので、少なくとも既存の機種のチップセットをそのまま使っているということはなさそうだ。

実はE3の数週間前にもRetroN 5に接する機会があり、ゲームボーイ・アドバンスの「Mario Kart: Super Circuit」、SNESの「Turtles in Time」、ジェネシスの「Street Fighter II: Special Champion Edition」といった作品が動いているのを見た。液晶モニタに表示されたゲームはどれも実に見事な画質だった。

もちろん映像はRetroN 5本体のフィルター機能によって加工されたもので、個人的にはそのような処理のない状態の方が好みだが、いずれにしても素晴らしいものではあった。

どのゲームも毎秒60フレームで表示され、見た限りでは動きがおかしくなることもなかった。細かいことを言えば「Yoshi's Island」や「Starfox」のような、ハードウェアに負担の大きいソフトで試してみないと何ともいえないが、全体的には好感が持てた。

Hyperkin社が互換性の問題を本当にクリアできたとしたら、レトロゲーマーにとってRetroN 5は大きな恩恵となることだろう。(たとえ発売に間に合わなくとも、ファームウェアはUSB経由でアップグレードできるので、本体の発売後にも対応は可能)

値段はまだ決まっていないそうだが、担当者は「100ドル以下」と話していた。また年内には出荷するとも話していた。いずれにしても、発売が待ち遠しいものではある。


E3 Impressions: Hyperkin's Retron 5 All-in-One Retro Gaming Console - 30lives - Philippine Gaming, Tech and Nerd News

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E3でのRetroN 5の体験レポート、今度はpopzaraというゲームサイトのコメントを取り上げてみたいと思います。

まずインタフェースですが、分かりやすいし、使いやすいとのこと。確かに、実機のようにすぐゲームが始められるわけではないものの、複合機であるということと、保存機能やリージョン無効化といった機能が使えるメリットは大きい、としています。

RCA端子は無くなったものの、HDMI端子が設けられており、拡大された画面も良好で、グラフィックのスムージングやスキャンラインも設定できる。もちろん、オリジナルのままでプレイすることも可能で、記事の執筆者もそうしているのだとか。

エミュレーション自体はソフトウェアによるもので、OS自体は本体に同梱のSDカードに入っている。SDカードの容量は明らかにされなかったものの、ゲームの保存に使えるだけの余裕はある模様。

FXチップを使ったカートリッジなど、対応の難しいタイトルも動作させるとのことで、現時点ではまだ動作確認を続けているものの、問題のあるゲームについては、ファームウェアのアップデートでの対応も考えているそう。

そして、実際にRetroN 5でSNESの「F-ZERO」をプレイしたが、実に良好だったとしています。動作の遅延もなく、サウンドは忠実に再現されており、HDでの映像もまったく問題なかったとか。

出荷にはまだ時間がかかりそうだが、最終的な製品が、E3で自分たちが実際にプレイしたものと同じくらい出来の良いものであれば、待つだけの価値は十分にある、と記事は結論づけています。

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Gamezone誌が2013年6月に開催されたE3でHyperkinのブースを訪問し、RetroN 5の実機に触ってきた話を載せていますので、ここではその内容をまとめてみたいと思います。

まず、コントローラは改善されていたという話。さすがにSNESやジェネシスの実物には及ばないが、以前のものよりは違和感が薄れており、無線接続のわりにはレスポンスも上々とのこと。まあ、そもそもRetroN 5では実機のコントローラが使えますので、どうしても不満であればそちらを使えばいいわけですが。

むしろ記事で強調していたのが、RetroN 5がHDMI端子を持っているという点で、これはまさしく画期的な機能だと絶賛しています。

ただし、ただカートリッジを挿して起動するだけでは、適切に表示されるわけではありません。本体インタフェースからコントローラでメニューを呼び出して、画質の調整やスキャンラインの有無など、いろいろと設定する必要があるとか。ちょっと手間がかかりますが、立ち上げ時に表示がおかしくなるのは、元々のソフトがHDを想定して作られていない以上、仕方のないところでしょう。

同じく強調されているのが、スキャンラインの話でした。

スキャンラインは、特に古い機種においては重要な要素です。NESやジェネシスのゲームは、当時のテレビの仕様に合うように作られており、スキャンラインのおかげで適切に表示されていたわけですが、それが逆に現行のテレビでうまく映らない原因になっていました。

RetroN 5ではスキャンラインをオフにすることができます。これにより高品位テレビでの表示もクリアになります。取材陣は実際に(おそらくNESの)「パンチアウト」を試してみたそうですが、実に表示がキレイで感動したとか。

オプション設定はどのゲームでも適用できるため、自分の環境にあわせて細かい調整が可能になるわけです。これは現行のサービス、たとえばバーチャル・コンソールなどに比べて、おおいに有利だと指摘しています。

残念なのは、やはり出荷時期が明記されていないこと。今年の後半としか書いてありません。これはもちろん、元記事の責任ではなく、要するにHyperkin社としてもまだなんとも言えないのでしょう。

記事のトーンとしては実に前向きで、期待していることがよく伝わるものでした。実際の出荷を楽しみに待ちたいところです。


E3 2013 Hands-On: The RetroN 5 Brings the Past ... | GameZone

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RetroN 5にとって、ほぼ初めてのお披露目となったのが、2013年3月に開催された「ミッドウェスト・ゲーミング・クラシック」というイベントでした。ここでは、そのイベントにあわせて、Hyperkin社が自社ブログで公表したRetroN 5の仕様について紹介したいと思います。なお、この情報は2013年3月時点のものであり、変更される可能性があります。

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このブログは、まだ未発売のゲーム互換機、RetroN 5の話題を発売まで追うほか、海外のレトロゲームの動向をお伝えすることを目的としています。

RetroN 5の存在を知ってからというもの、それなりに情報を追ってきたのですが、いつまでたっても発売される気配がありません。

そもそも、このRetroN 5、実にすばらしい製品ではあるのですが、一方でいろいろと不安に思うところもあります。製造元であるHyperkin社が言うような性能が実現されているのか。100ドル以下で出すなんて割に合うのか。そもそも、本当に出荷されるのか。

なにしろ、今のところ、RetroN 5の出荷時期については、何ひとつはっきりしたことが分からないのです。

そんなわけで、まだ見ぬRetroN 5のことをひとりであれこれ考えていたのですが、どうも当分は入手できそうにないので、ひとまずはこれまで集めた情報をどこかにまとめておこう、と考えました。それがこのブログを始めた動機です。

それとあわせて、外国のレトロゲームをめぐるあれこれについても取り上げてゆくつもりです。というか、RetroN 5の話題だけだと、たちまちネタ切れになりそうなので、おそらくはそちらがメインになることでしょう。

繰り返しになりますが、RetroN 5は(発表どおりのものであれば)素晴らしいハードです。個人的には、何といっても、外国のソフトがそのまま使えるのが大きい。それは海の向こうでも同じで、外国人の皆さんもまた、ファミコンを初めとする日本のゲームが遊べてしまうということで、おおいに期待しているわけです。

大げさなようですが、このハードをきっかけに、日本と外国で、レトロゲームをめぐる交流がいっそう深まるのではないか。そんなことを考えたりもします。(まあ、できればもっと海外のゲーム機、せめてアタリには対応してもらいたかったですが……)

もっとも個人的には、このRetroN 5、発売されたとして、即座に入手するかどうかもあやふやだったりします。物欲を実に刺激してはくれるものの、自分の性格上、いったん手に入れてしまえば、それだけで満足してしまうのはほぼ確実なので……。そもそも、今のところ、どれくらい供給されるか分からない以上、使わないかもしれない、なんてことを言っている者が手を出してはいけない気もするのです(もちろん、手軽に入手できるようなら検討しますが、出荷されたとして、しばらくは品薄の状態が続くことでしょう)。

そんなわけで、実機のレビューは期待しないでくださいと、今のうちに宣言しておきます。そのぶん、他のところで補えれば、と考えています。

ともかく、そんなわけで、よろしくお願いいたします。

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